業務4
地方自治体だと、業務とは直接関係ない雑用も若手職員の仕事です。
- 上司の机を拭く
- 花瓶の花の世話をする
- 職場内の掃除
- ゴミの分別
- プリンターやコピー機のメンテナンス
- お茶やコーヒーを淹れる
このあたりが典型ですが、職場によっては他にも色々あるでしょう。
こういう仕事は、定時外に済ませなければいけません。
そのため若手は始業前に必ず出勤しなければいけなかったり、定時後に残って作業しなければいけなかったり……いずれにせよ無賃労働を強いられます。
本省の場合、こういう仕事をこなしてくれる嘱託職員さんを雇っていて、プロパー・出向者ともにやらなくても問題ありません。
機器類のメンテナンスは専門業者さんと契約しているようで、定期的にトナーを補充したりパーツを交換していってくれています。
庶務担当という「何でも屋」ポジションだったこともあり、私は入庁以来ずっと、こういう雑用も引き受けてきました。
解放されたのは今年は初めて。ものすごく楽です。
自治体の場合、こういう雑用を外注しようとすると、市民から確実に「税金の無駄遣い!」という批判が上がります。
だから職員が無賃でこなしているわけです。
本省の場合、どういう予算で出しているのかわかりませんが……深く考えないことにします。どうせ出向が終わったら再び雑用生活が始まるのですから、今くらいは楽したい。