田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務4

地方自治体だと、業務とは直接関係ない雑用も若手職員の仕事です。

  • 上司の机を拭く
  • 花瓶の花の世話をする
  • 職場内の掃除
  • ゴミの分別
  • プリンターやコピー機のメンテナンス
  • お茶やコーヒーを淹れる

このあたりが典型ですが、職場によっては他にも色々あるでしょう。

 

こういう仕事は、定時外に済ませなければいけません。

そのため若手は始業前に必ず出勤しなければいけなかったり、定時後に残って作業しなければいけなかったり……いずれにせよ無賃労働を強いられます。

 

 

本省の場合、こういう仕事をこなしてくれる嘱託職員さんを雇っていて、プロパー・出向者ともにやらなくても問題ありません。

機器類のメンテナンスは専門業者さんと契約しているようで、定期的にトナーを補充したりパーツを交換していってくれています。

 

庶務担当という「何でも屋」ポジションだったこともあり、私は入庁以来ずっと、こういう雑用も引き受けてきました。

解放されたのは今年は初めて。ものすごく楽です。

 

自治体の場合、こういう雑用を外注しようとすると、市民から確実に「税金の無駄遣い!」という批判が上がります。

だから職員が無賃でこなしているわけです。

本省の場合、どういう予算で出しているのかわかりませんが……深く考えないことにします。どうせ出向が終わったら再び雑用生活が始まるのですから、今くらいは楽したい。