田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

学歴2

職場内で学歴が話題に上る機会には、今のところ遭遇したことがありません。

そのため、誰がどのような大学を卒業しているのか、全然わかりません。

 

ただそれでも、「この方達はきっと東大卒なんだろうな」と察する場面がたびたびあります。

会話の中で「東大用語」のようなものが使われている場面です。

 

例えば「1号館」。

どうやらこの言葉は、東京大学本郷キャンパスの法文1号館という建物を指すようです。

霞が関内の建物ではありません。

 

法文1号館は、主に法学部の授業が行われる棟で、東大法学部卒の方々にとっては誰にとっても馴染み深い場所です。

つまり、東京大学という名前をはっきり出さずに、大学時代をほのめかすことができるのです。

 

「●●課のX補佐とは1号館でもよく顔を合わせていた、当時は会話したことなかったけど顔が濃かったからよく覚えている」という会話が聞こえてきたとすると、会話に参加しているメンバーと、話題に登っているX補佐は、少なくとも東大卒(そして高確率で法学部卒)であると推測できます。

 

こんなふうに、東大独特の用語や言い回しを使う人がけっこう多いのです。

 

ほかにも東大用語も発見したら、随時紹介していきたいと思います。