田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

出向者16

本省では、「出向者が1人潰れると、2人目、3人目……と続きがち」だとよく言われています。

 

出向者が潰れた場合、残された他の出向者で仕事を分担して回すことになります。

 

職員が潰れるのは、たいてい繁忙期です。

本省の繁忙期は、月残業時間が余裕で150時間を超えます。

 

つまり「潰れた出向者のカバー」とは、もともと150時間残業ペースで仕事をしているところに更に仕事が上乗せされるという過酷な状況を、往々ににして引き起こします。

 

例年以上に労働負担が重くなるために、さらに潰れる出向者が出てしまいかねないのです。

 

あとは、一人潰れると職場の雰囲気が一変するとも聞きます。

「なんとかなるだろう」という楽観的なムードがなくなり、心の余裕がなくなり、コミュニケーションがギスギスしていくようです。

 

私もこれから繁忙期を迎えていくわけですが、とにかく潰れないよう注意していきたいと思っています。