田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

官僚5

独身の若手職員は、どうやらデートの段取りにいつも苦労しているようです。

 

本省勤務は多忙かつ想定外の事態が多々発生します。

休日にいきなり仕事が入ることもありますし、年休を取得する予定だったのに突然事件が発生して休めなくなる……なんてケースもざらにあります。

 

現に私の職場でも、プロポーズを敢行する予定だったディナーを泣く泣くキャンセルせざるを得なくなったケースが発生しています。

 

キャンセルした分は、勿論埋め合わせをしなければいけません。

仕事で多忙な中をなんとか時間を捻出し、元々のデートよりも豪華なリカバリープランを、若手職員たちは考えています。

 

どうやら本省勤務だと日常茶飯事、若手にとっては通過儀礼のようなもので、上司がデートプランの相談に乗っているところも見かけました。

 

「急な仕事でプライベートが潰れる」というのは、本省勤務の宿命であり、結婚後も変わりません。

そう考えると、仕事のせいで急にデートをキャンセルされることにいちいち腹を立ててしまうタイプの女性は、国家公務員のパートナーには向かないのかもしれません。

ある意味、婚前のスクリーニングとして機能しているのかも……