田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

自治体9

同じ公務員であっても、本省勤務の国家公務員と地方公務員では、結婚のあり方が全然違います。

 

本省勤務職員の場合、これまで紹介してきたとおり、パートナーは家事に専念せざるを得ない状況です。夫婦ともにフルタイム勤務は相当厳しいでしょう。

 

一方、地方公務員の場合、夫婦ともにフルタイムで働くのが当たり前です。

 

本省勤務と比べれば業務負担がずっと軽く、普通に家事に参加できるので、パートナーに専業主婦・専業主夫をやってもらう必要がないからです。

 

それにそもそも、地方公務員一馬力では、家計が成り立ちません。

収入が全然足りないのです。

 

結婚事情の違いが顕著に現れるのが、「職場内カップル」の存在有無だと思います。

本省では「省内カップル」が全く存在しません。

一方、自治体は「庁内カップル」だらけです。

 

本省の場合、職場経由で結婚する機会が少ないのか、それとも結婚したら女性が本省から離れてしまうのか……理由は定かではありませんが、とにかく自治体では当たり前な「庁内カップル」が全然いません。