田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

出向者22

学生時代を東京で過ごし地元自治体にUターン就職した人も、自治体に戻らず東京に残留しがちなタイプです。

 

東京生活を一度経験してしまうと、地方暮らしはどこか物足りなく感じます。

「地方創生」というキャッチフレーズは定着しましたが、実際は全く「創生」される傾向はなく、面白い人も、面白い物も、面白いサービスも、面白い情報も、東京に一極集中しています。

 

出向という形で改めて東京生活をしてみると、社会人経験のおかげで、学生時代には気がつかなかった「地方との差」が見えてきます。

そして一層、東京の魅力に気がつき、「このままずっと東京で働くのもアリなのでは?」と考えるのです。

 

そして何より鍵となるのが「元カレ」「元カノ」です。

一人寂しく出向生活を送っている中、ふと思い立って連絡をとってみたらやっぱり気が合って、そのまま復縁するケースが少なくありません。

 

こういう事情を知っているのか、私の自治体では基本的に地元大学出身者ばかりが本省出向しています。