田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務47

私の所属する課は、10月から12月までが繁忙期でした。

1月に入ると放課後のような雰囲気が出て、皆さん表情が和らいできました。

 

この3ヶ月間、23時までは定時という暗黙の了解ができていました。

22時台に帰る場合は必ず「今日は早く帰っても業務上支障は無いか」と係内全員に確認しましたし、帰る際には一言「申し訳ありません、今日は早めに上がらせていただきます」と言い残してから退庁していました。

 

他課からも「あの課は23時までは全員いる」前提で電話をかけてきたり、メールで仕事を振ってきます。

 

文字にしてみると恐ろしい環境なのですが、不思議と渦中にいる間は、これを当たり前のように受け入れていました。

この時期は毎年忙しいから仕方ないという「伝統」、そして皆が働いているから合わせるのが当然という「空気」はなんとも恐ろしいものです。