田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

装具

装具22

多くの行政機関では5月から10月を「クールビズ期間」と位置付けており、男性職員はこの期間はネクタイ着用が免除されます。 自治体の場合、「ネクタイを締めていない」ことが即座にクレームの種にもなることから、この期間は極めて厳格に運用されます。 …

装具21

本省の職員はグレースーツが少ない一方で、ブルー系のスーツの方がかなり多いです。 若手プロパー職員だと、リクルートスーツよりも明るいブルーだったり、ストライプが入っていたり……といった、結構派手目なスーツを着ている職員もちらほら見かけます。 ブ…

装具20

朝の霞ケ関駅の降車客を見ていると、明らかにグレー系のスーツを着ている人が少ないです。 ほとんどいないと言っても間違いではありません。 自治体だと、特に若い職員の間で明るめのグレースーツを着ている人が多いです。 特に、広報や観光のようなポジティ…

装具19

「日本の四季はもはや無い、あるのは二季だけ」などと揶揄されるとおり、今年も急に寒くなりました。 東京の冬は乾燥しますね。11月頃から保湿クリームが欠かせません。 私はけっこう寒がりなので、早くもニットを着用していますし、職場には膝掛けを持ち…

装具18

職員証やマイナンバーカードを収納するIDカードケースは、職場から貸与されます。 私の省の場合は、ちょうど2枚のカードが納まる幅のプラスチックのケースです。 シンプルなデザインで過不足なく、満足して使っています。 ただし職員の中には 通勤定期券も…

装具17

本省勤務する職員(プロパーも出向者も)は、基本的に省内では首にIDカードケースを下げています。 省ごとに細かい作りは違うようですが、だいたいケースの中には職員証とマイナンバーカードが納められています。 職員証は顔写真の部分だけが透明になってい…

装具16

若手プロパー男性職員から圧倒的人気を誇るツーブロックですが、世間一般のツーブロックと比べると何かが違うんですよね。 この違和感の正体がわからずずっとモヤモヤしていたのですが、つい最近正解にたどり着きました。 本省職員は、ワックスやジェルのよ…

装具15

これまでも何度か取り上げてきましたが、本省職員の身なりは、地方公務員と比べるとかなり自由です。 地方公務員の場合は「市民感情に配慮した格好」をしなければならず、結果的に田舎公立中学校のような朴とした格好しかできません。 髪型についても本省職…

装具14

私自身、自治体で働いているときはコンタクトレンズ派でした。 そして本省で1ヶ月ほどコンタクトレンズで勤務してみて「無理だ」と悟り、メガネに切り替えました。 人間の眼球は、長時間のコンタクトレンズ着用を想定していません。 本省勤務生活は、連日1…

装具13

職場でもメガネを普段使いするという環境のせいなのか、本省職員のメガネはバリエーションに富んでいます。 格安量販店で売っているような、画一的なセルフレームのメガネだけではありません。 アンティークっぽい鼈甲柄のものや、サブカルっぽい丸メガネ、…

装具12

市民の中には「公務員といえばガリ勉メガネ」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。 ただ実際のところ、自治体はむしろ窓口業務があるせいなのか外見を気にする職員が多く、メガネではなくコンタクトレンズのほうが主流です。 特に女性はこの傾向が…

装具11

在宅勤務が増えていることも、本省職員のリュック利用率アップに関係しているかもしれません。 省庁によって事情は異なるかもしれませんが、少なくとも私が出向している省庁では、在宅勤務をする際にはパソコンを持ち帰らなければいけません。 お世辞にも新…

装具10

本省職員の方々がリュックを愛用するのは、ずばりリュック通勤が合理的だからだと思います。 電車通勤だと、手提げ鞄よりもリュックのほうが楽です。 手提げ鞄だと、持っているほうの腕に負担が集中します。 一方リュックだと全身に負担が分散され、体感的に…

装具9

本省職員の方々が使っているリュックには、色々な種類があります。 かなりバリエーション豊富です。 強いて傾向を挙げるならば…… 男性は、黒基調のビジネスバッグメーカーが作っている、しっかりした作りのリュックが多いです。 ポーターやTumi、ブリーフィ…

装具8

一般的なビジネスマナーだと、仕事時の鞄といえば、 男性は黒基調でナイロン地の手提げ鞄 女性は黒のトートバッグ あたりが通例です。 内勤メインの方であればもっとバリエーションがありますが、営業職など社外の人と頻繁に会う職業の方だと、判で押したか…

装具7

冷房に期待できないせいなのか、男性プロパー職員の夏の装いはかなりラフです。 ポロシャツは当たり前ですし、Tシャツで勤務している方もいます。 年齢・職位を問いません。ラフな方はとことんラフです。 着ている本人はもちろんのこと、こういう涼しげな格…

装具6

履物について色々書いてきましたが、結局のところ、本省生活では「いかに足を楽にするか」を最優先に考えたほうがいい気がしています。 本省勤務では、外出する機会が少なく、通勤を除けばあまり歩きません。 そのため、「歩きやすさ」を追求する必要性は薄…

装具5

以前の記事で「本省勤務の男性職員は革靴にこだわりがない」という趣旨の記事を書きました。 よくよく考えてみた結果、「こだわりがない」という表現は間違いだと気付きました。 より正確には、「本省勤務という働き方と、高級革靴を大切に使うという価値観…

装具4

通勤用の靴とは別に、職場用の履物を用意している職員も多いようです。 屋内履きのスニーカーやサンダルのような、足に優しい履物を座席下やロッカー内に用意しておいて、出勤後に履き替えるのです。 革製の靴を一日中履いていると、かなり疲れます。 特に夏…

装具3

先日の記事で「本省勤務の方々にはスニーカー履きで通勤している方もいる」ことを紹介しました。 靴については、一般的なビジネスマナーから考えると、かなり自由が認められているといえます。 同じく靴下についても、皆さんバリエーションに富んでいます。 …

装具2

「靴は相手からよく観察されるから綺麗にすべし」というビジネスマナーがあります。 特に男性の場合、革靴はグレードや手入れの有無が一目見て分かってしまうので、気にしている方も多いと思います。 ただ、官僚の男性の方々は、靴の手入れがあまり行き届い…

装具1

朝の霞ヶ関駅は官僚で溢れかえります。 どこの省庁に勤務しているのかはわかりませんが、皆さん改札に向かい、それぞれの出口から駅を発っていきます。 そのため、朝の霞ヶ関駅は、絶好の官僚観察スポットといえるでしょう。 このブログでも、主に駅で観察し…