田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

装具10

本省職員の方々がリュックを愛用するのは、ずばりリュック通勤が合理的だからだと思います。

 

電車通勤だと、手提げ鞄よりもリュックのほうが楽です。

手提げ鞄だと、持っているほうの腕に負担が集中します。

一方リュックだと全身に負担が分散され、体感的には随分楽になります。

両手が空くので、つり革を握ったり、電車内でスマートフォンを操作したりも可能です。

 

便利なリュックではありますが、ビジネスマナー的にはNGです。

ビジネスの場で迂闊にリュックを持ち込むと、「TPOをわきまえていない」「学生気分が抜けてない」というお叱りを受けてしまいます。

 

ただ本省職員の場合、あまり霞が関の外に出ません。基本的に内勤です。

そのため、外部のサラリーマンとの交流はほとんどありません。

自治体の役所のように、職員の身なりについて「ご指導」してくる意識の高い市民もやってきません。

つまるところ、ビジネスマナーについてとやかく言われる機会がほとんどありません。

 

そのため、靴と同様、ビジネスマナーから外れていても問題ないのでしょう。