業務20
今年の9月30日、自民党総裁選が実施され、岸田総裁が選出されました。
与党の代表を決める選挙は、次の内閣総理大臣の選出とほぼ同義であり、霞が関に与える影響も非常に大きいです。
内閣総理大臣が交代すると、それに続いて閣僚人事があります。
各省のトップマネジメントである政務三役が変わるわけです。
本省職員にとっては経営陣が丸ごと入れ替わるようなもので、政務三役と普段から接触のある管理職はもちろんのこと、資料の体裁が変わったり日程確保の流れが変わったりなど、平職員への影響もかなり大きいです。
総理が変われば政策の方向性が変わります。
菅前総理が「携帯電話料金を値下げする」と突如表明したように、内閣総理大臣や政務三役の交代によって、突然新しい仕事が舞い込んでくることも多々あります。
何回かに分けて、自民党総裁選挙に関する突発業務について、触れていきます。