田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

給与9

同じ年齢・同じ公務員経験年数で、田舎の地方公務員と本省職員を比較すると、圧倒的に本省職員のほうが稼いでいます。

基本給は変わりませんが、地域手当と残業代が違いすぎます。

 

地域手当は、本省勤務だと、最上位の20%が適用されます。

田舎だと県庁所在地ですら0〜3%なので、これだけでかなりの差が開きます。

基本給が20万円だとすると、地域手当20%分だけで4万円が上乗せされるわけです。

年収ベース(ボーナス込)にすると、地域手当分だけで+55万円ほどになります。

 

残業代も圧倒的に異なります。そもそも残業時間が段違いなので当然です。

さらに自治体の場合、残業代がまともに支給されないところが相当数あります。

 

25歳時点の年収で比較すると、本省勤務の国家公務員ならギリギリ500万円に届くはずです。

一方、田舎地方公務員の私の場合、25歳の頃は年収400万円に届いていませんでした。

 

労働のハードさを考慮すれば、このくらい開いていても当然だと思います。