田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

官僚12

プロパー職員の若手と話していると、金銭感覚のギャップに驚くことがしばしばあります。

プロパー本省職員のほうが金遣いが豪快で、地方公務員はケチです。

 

最も顕著なのが住居費。

地方公務員の場合、住居費は完全に固定費であり、とにかく安価を求めます。

生活環境や通勤の便は考慮しません。

 

プロパーの方々は、皆さん結構いい物件に住んでいます。

霞が関(または桜田門虎ノ門)まで一本で通勤でき、かつ都区内で、それなりに築浅でセキュリティの整ったところを選んでいます。

 

新型コロナウイルス感染症のせいでちょっと値下がりしたらしいですが、それでも家賃でいうと10万円近くになります。

 

ケチをやるには手間がかかります。

ケチケチできるくらい地方公務員は暇なのかもしれません。

そして本省職員は、一銭を惜しむ暇すらない、多忙な人生を送っているのでしょう。