装具6
履物について色々書いてきましたが、結局のところ、本省生活では「いかに足を楽にするか」を最優先に考えたほうがいい気がしています。
本省勤務では、外出する機会が少なく、通勤を除けばあまり歩きません。
そのため、「歩きやすさ」を追求する必要性は薄いでしょう。
さらに、一度庁舎内に入ってしまえば、人目にさらされることも少ないです。
自治体役場のように、市民から常時監視されているわけではありません。
来客と会う際など特別な機会を除き、多少ラフな格好をしていても誰も咎めません。
一方、どうしても長時間労働する必要があるところ、不必要に着飾る(暑いのに革靴を履き続ける等)せいで余計に体力を消耗してしまうのは、合理的でもありません。
そのため、「出勤したら別の靴(サンダルやスニーカーなど楽なもの)」に履き替える」という作戦は、生産性向上に非常に資すると思います。
これまでずっと「男性は革靴、女性はヒールかパンプス」だと教え込まれてきたため、私にとっては新鮮な発見です。