田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

装具5

以前の記事で「本省勤務の男性職員は革靴にこだわりがない」という趣旨の記事を書きました。

 

 

よくよく考えてみた結果、「こだわりがない」という表現は間違いだと気付きました。

より正確には、「本省勤務という働き方と、高級革靴を大切に使うという価値観は、両立しない」のだと思います。

 

本省は勤務時間が長く、出発してから帰宅するまでの総外出時間が16時間を超えることもざらにあります。

この間、(職場で別の靴に履き替えないかぎり)同じ靴を履き続けることになります。

 

このようなライフスタイルは、人間にとってのみならず、靴にとっても過酷な環境です。

すぐに傷んでしまいます。

 

つまり、本省で働くかぎり、たとえ高い靴を買ってもすぐに駄目になってしまうのです。

だから官僚の皆さんは「靴はすぐ潰れるもの」と割り切って、安靴を高サイクルで回すしかないのです。