田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

職場環境12

どれだけ燃え滾る思いを持っていても、どれだけ時間が有り余っていて粘ろうとも、一般市民は本省の中には入れません。

どれだけゴネようが変わりません。

 

そのため、本省に対して物申したい方は、中に入って職員と直接対決するのではなく、庁舎の入り口付近に座ってデモ活動をします。

 

デモ活動と無縁な省庁はありません。

日によって活動している団体は異なりますが、どの庁舎の前にもデモ隊の姿が見られます。

歩道の手すりに横断幕を張り出し、プラカードを持ち、ビラを配るくらいまでは全団体共通で、あとは拡声器で喋ったり、選挙カーのような街宣車を走らせる団体もあります。

 

私の見る限り、経済産業省前の反原発活動隊と、法務省前の人権団体(毎回切り口が異なるので複数の団体がいると思われる)は、特に熱心に活動しています。

 

文部科学省のような虎ノ門側よりの庁舎前は比較的少なく、法務省のような桜田門よりの庁舎前に行くほど、デモ活動は増えます。人通りが少なくてやりやすいからでしょうか?