田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

給与5

これまでの記事でも何度か触れていますが、在宅勤務日にも残業はあり得ます。

単純に仕事量が多くて忙しいケースはもちろんのこと、上司のチェック待ちでスタンバイさせらえる場合も結構あります。

 

私が気になるのは「在宅勤務日の残業代支給状況」です。

皆さんちゃんと支給されているのでしょうか?

 

研修生の場合は、支給元の自治体が支給有無を判断することになります。

自治体の場合、在宅勤務は「在宅勤務でも業務に支障が出ない人」、つまり「暇な人」がやるもので、在宅勤務日に残業するという発想がありません。

そのため、真面目に「在宅で残業しました」と報告しても、支給されない可能性が高いでしょう。

「在宅勤務していた」という事実をそもそも隠すのが賢い選択だと思います。

 

退職派遣職員やプロパー職員の場合は、国が判断することになります。

私は国の判断、つまり国が「在宅勤務時の残業代を支給するか」どうかが、いずれ地方公務員にも大いに影響してくると思っています。

 

地方公務員の待遇が国家公務員を超えることは、あまり考えられません。

つまり、もし国が「在宅勤務時の残業代は支給しない」という判断に至った場合、自治体もそれに倣って、支給しなくなる可能性が極めて高いのです。