田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

出向者19

出向者どうしのカップルが成立し、結婚まで到達した場合、たまたま近隣自治体から出向してきた場合を除けば、どちらかが自治体職員を辞めなければいけません。

 

私が知っている範囲では、女性のほうが辞めるケースが多いです。

 

出向者・出向経験者の退職は、自治体にとって大きな痛手です。

出向者はそもそも自治体としても期待をしている人材であり、将来の幹部候補です。

そのような貴重な人材が抜けてしまうのは、人事側からすれば大変困ります。

 

「引き抜かれた」側が大損失な一方、「引き抜いた」側の職員は大手柄です。

貴重な「社会的人口増」であるのみならず、今流行りの「首都圏からの移住」実績にもなります。

 

さらに、「引き抜かれた」職員に、「引き抜いた」側の自治体へと経験者として就職してもらうことができれば、この上ない大儲けです。

エース級の職員をゼロコストで採用できるわけです。