官僚9
つまるところ
- 総合職は民間企業へ転職する
- 一般職は地方公務員に転職する
という傾向があるわけです。
これを踏まえて考えてみると、総合職・一般職がそれぞれ何を求めて本省を離れていくのかが見えてきます。
総合職の場合は、さらなる待遇とやりがいを求めているのだと思います。
そのため、ハードワークを厭うことなく、本省よりもチャレンジングな環境を求めて転職します。
一般職の場合は、ホワイトな労働環境を求めているのだと思います。
そのため、本省と比べて圧倒的に暇な自治体に転職します。
本省だと「年間1000時間」の残業は当たり前ですが、自治体だと上位5%に食い込めます。
本省勤務を経験した身であれば、自治体の95%の部署は暇に感じるはずです。
加えて一般職の女性は、結婚を機に退職する方もかなり多いようです。
これも労働負荷からの回避傾向の一例だと思われます。