官僚6
「若手官僚の離職が増えている」という話題は、最近は全国ニュースでも取り上げられるようになっています。
私もかなり関心を持っており、出向して実態を見るのが楽しみでもありました。
実際のところ、地方公務員よりもかなり離職者は多いですし、ここ数年で増加傾向にあるようです。
しかもこの傾向は総合職・一般職いずれにも当てはまります。
現に今回の10月移動のタイミングで、私が務める局内から2人も辞めてしまいました。
辞める理由は人それぞれであり、「こういうところが霞が関のネック」というふうな一般化は難しいようです。
ただ一つ言えるのは、総合職と一般職では、退職の理由が異なります。
各人の転職先を見ていると、総合職と一般職それぞれに明確な傾向が見てとれるのです。