業務31
「霞が関用語」には、大別すると2つのタイプがあります。
一つは、霞が関でしか使われていない独自の単語です。
「割りモメ」あたりが典型です。
今となっては役所界隈で広く使われている「ポンチ絵」も、元はこのカテゴリーの霞が関用語だったのでしょう。
もう一つは、普通に使われる単語でありながらも、霞が関内では独特の意味・ニュアンスをもつ単語です。
「レク」や「スタッフ」あたりの単語が該当します。
出向者が注意すべきは、後者のほうです。
日常語であるがゆえに「霞が関用語かもしれない」という機器察知が働かず、日常語として捉えてしまい、指示の意味を正確に把握できなかったり、自らの発言で周りを混乱させてしまいかねません。
少しでも「怪しい」と感じたら、プロパー職員の方に意味を尋ねましょう。
臆する必要はありません。むしろ曖昧なまま放置しておくと、あとあとで爆発します。