田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

学歴4

突然ですが、「おなくら」という単語から何を想像しますか?

 

大半の方は「いやらしいお店の一形態」を想像すると思います。

 

つい先日、久々に出勤した際、管理職たちが職場内で、しかも定時内に堂々と「おなくら」を連呼していていました。

確かに男性比率の高い職場ではありますが、昼間から「いやらしいお店」を話題にするのは流石にやりすぎでは?と面食らったのですが……

管理職たちの会話を聞いていると、分脈的にどうやら「いやらしいお店」の話ではありません。

 

なんと「おなくら」は、「前期教養課程の語学クラスで同じだった人、あるいはクラスそのもの」を指す、東大用語の一つだったのです。

「同じクラス」の略称なのでしょう。

 

用法としては、「〇〇局なら『学生時代からの友人』がいるから聞いてみるよ」という意味の発話をする際、東大用語を用いると「〇〇局なら『おなくら』がいるから聞いてみるよ」になります。

 

モラルハザードが起きているわけではないようで一安心しつつも、東大卒以外が聞いたらギョッとする「おなくら」というワードを普通に口にできる環境というのは、やはり特殊だなと思いました。