田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務36

民間企業とは異なり、公務員界隈には「仕事用携帯電話」という概念がありません。

国家公務員であれ地方公務員であれ、皆さん私物の携帯電話を仕事にも使っています。

 

上司とLINEで友達になるのは当たり前ですし、観光課のような外部の人とのやりとりが多い部署では、「緊急連絡先」として携帯電話番号を公表せざるを得ません。

 

このようなプライバシー皆無な状況を、地方公務員は「仕方がない」と受け入れています。

というか受け入れないと仕事になりません。

 

一方、国家公務員は、「仕方がない」とは捉えつつも、「それでもセキュリティをしっかりしなければ」という問題意識を持っています。

 

例えば、LINEの使い方は大きく異なります。

国家公務員の場合、情報漏洩のリスクをきちんと考えて、重要な情報は絶対に流しません。

LINEでやりとりするのは、簡単な日程調整くらいです。

あとはニュースの共有くらいでしょうか。

 

「仕方がない」で思考停止しない姿勢は、私も見習わなければと思います。