田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

教訓21

正直なところ、本省出向を選択した地方公務員のほとんどは、本心では「本省で働きたい」わけではなく「東京生活を堪能したい」と思っていることでしょう。

私がまさにこのタイプであり、東京生活をするために、本省での長時間勤務という代償を受け入れたと言っても過言ではありません。プロパー職員の方々には本当に申し訳ありませんが……

 

ただし、「あれもしたい、これもしたい」と希望に溢れて上京しても、実際に長時間労働が始まってしまうと、どんどん疲弊していきます。

せっかくの休日もなかなか起きれず無駄に過ごしがちですし、そもそも「やりたかったこと」が思い出せなくなり、出向生活の終盤になって振り返った際に大量の「やり残し」が見つかって、後悔を抱えたまま東京を去る羽目になります。

これもまさに私のケースです。

 

長時間労働と有意義な休日を両立させるためには、事前準備が何より重要だと思います。

ワクワクのピークは出向直前です。

本省勤務が始まってしまうと、目の前の仕事で精一杯になります。

 

ワクワク感をキープするためには、出向前に「やりたいこと」をひたすらリストアップして、出向期間中はそのリストを「潰す」感覚で、休日を過ごすのがおすすめです。

もちろん余裕があれば、どんどんリストに追加していけばいいと思います。

 

本省出向期間中も、年間100日くらいは休めます。

この100日をいかに過ごすかで、出向生活の満足度が大きく左右されるでしょう。