田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

内々示5

3月の下旬に入り、私の自治体から電話で内々示をいただきました。

1週間ほど前に方面内示があり、「4月1日付けで本庁勤務」ということだけは聞いていたのですが、具体的な配属先を聞くのは、この機会が初めてです。

 

出向するまでの間、私はずっと庶務を担当してきました。

本当に「ずっと」です。

嫌いでないのですが、正直飽きてきました。

そろそろ一度くらいは「事業担当」、具体的には観光振興みたいな華々しい仕事をやってみたいと思っていました。

 

ただし、私の自治体では「出向経験者は財政課、企画課、福祉課」というジンクスがあり、こういう部署を希望しても漏れるに決まっています。

財政や企画や福祉に行くよりは、再び庶務人生に戻るほうが、ずっとマシです。

 

このような迷いの果てに、私は「庶務担当を続けたい」と人事課に申告しました。

 

そして内々示の結果は……再び庶務担当に戻れました。

今度はかなり大きな課で、予算規模も大きく、複数の国庫補助金が入り混じる複雑なところです。

庶務職人としてワンランクアップした、といったところでしょうか。

ひとまず安心です。