田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

通勤3

霞が関周辺は地下鉄駅が繋がっており、地下迷路のようなものを形成しています。

私が勤務している庁舎も地下鉄駅と直結しており、地上を経由することなく建物内に入れます。

 

とはいえずっと地下に籠っていても気が滅入るので、時々あえて地上に出て、日光を浴びてから庁舎に入ることもあります。

私と同じ考えなのか、わざわざ地上を歩いて庁舎に入る人は結構いるように思われます。

 

地上を歩いていると、自転車で通勤している人も見かけます。

みなさんロードバイクです。

ヘルメットを被り、スーツズボンの裾をバンドみたいなもので縛っています。

肘や膝にプロテクターを装着している方もいます。

 

うちの自治体でも交通費節約のためにママチャリで通勤している職員は結構いましたが、本省に自転車通勤している方々は、きっと節約目的ではなく本当に自転車が好きなのだろうと思います。

そうでなければ、ただでさえ疲れるのに、あえて一層肉体を酷使するような真似はしないでしょう。

 

本省勤務は忙しくて、なかなか趣味に時間を割いてはいられません。

しかし、サイクリングのような通勤時間を使う趣味であれば、無理なく毎日楽しめます。

 

せっかく自転車を買ったところで、地元に帰れば持て余してしまうので、私自身はサイクリングを始めるつもりはありません。

ただ「通勤時間を充てられる趣味」が他に何かないか、考えてみようと思います。