田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

出向者6

本省出向の最大の懸念は、「激務のあまり潰れないか」という心配だと思います。
本省勤務がきつすぎて途中でドロップアウトする出向者は、実際はほとんどいないようです。
(私の出向先省庁が格別に平和なだけかもしれませんが……)

 

過去の資料を見ていても、途中でドロップアウトして担当者が変わったケースは滅多にありません。
だいたい15年に1回あるかないか程度の頻度です。

 

さらに、ここ数年で業務改善が相当進んでいるようで、残業時間がどんどん減ってきているようです。
私の担当業務も、15年前は年間2000時間以上も残業していたようですが、5年前には約1300時間、昨年度は約900時間にまで減少しています。

 

自治体内の出向経験者は、「本省は忙しいぞ」と脅しをかけてくるものですが、最近の事情を知っているわけではありません。
彼ら彼女らの体験談は、参考になるとはいえ、間に受ける必要は無いのかもしれません。