装具4
通勤用の靴とは別に、職場用の履物を用意している職員も多いようです。
屋内履きのスニーカーやサンダルのような、足に優しい履物を座席下やロッカー内に用意しておいて、出勤後に履き替えるのです。
革製の靴を一日中履いていると、かなり疲れます。
特に夏場の暑い時期は、足にこもった熱が全身に回り、かなり苦痛です。
「蒸れる」を通り越して「ふやける」感じすらします。
仕事に集中するどころか、自分の健康の心配をしなければいけません。
そのため、職場用の快適な履物に履き替えるという取組は、業務効率化にかなり寄与すると思います。
ビジネスマナー的にいまひとつな取り合わせになったとしても、職場内限りであれば人目をそれほど気にするほどもありませんし、誰でも着手しやすいでしょう。
早速私も、フェイクレザー素材のサンダルを購入し、職場で履き替えるようにしました。
本当に楽です。今までの苦痛は何だったのでしょう……
ただ、屋内履きで仕事するという快適さに慣れてしまうと、自治体に戻った後にかえって苦労しそうなので、これまで通り通勤靴を履き続けていようと思っています。
私の自治体では、屋内履きを使うなんてとんでもありません。
職員がスニーカーを履いているところを市民に見られたら、即座に人事課にクレームが入ります。