職位9
本省の場合、「主査」も係長と同じランクの職位です。
ある係に係長級(給料の号級でいうと3〜4級)の職員が複数いる場合、もっとも上の号級の職員だけが「係長」になり、その他の職員は「主査」となるようです。
自治体職員だと、「主査」といえば「係長より下」という感覚の方が多いと思いますが、本省の場合は「係長」と「主査」あくまでも同格であり、配属されるポストの都合で呼称が変わっているだけです。
異動においても、「係長」と「主査」は流動的です。
「係長」を務めた後に「主査」になるケースもあり得ます。
自治体職員からすると降格のように思われますが、降格ではありません。
昇進においても、「係員」から「係長」に昇進する職員と、「係員」から「主査」に昇進する職員がいますが、これらに優劣はありません。異動先次第なのです。