田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

職位12

国家一般職(旧国家2種)として採用された方の場合、本省で課長補佐を勤めるのはごく限られた一部の方だけです。

 

大半の方は、課長補佐級に昇進すると同時に、地方の出先機関に異動したり、外部の関係機関に出向したりして、本省から離れていきます。

 

出先機関に異動する場合は、たいていワンランク肩書きが上がります。

課長補佐級の場合は、出先機関だと課長に相当します。

外部関係機関の場合は、事務局長や理事、総務部長などがあります。

 

一旦本省を離れてしまうと、基本的に戻ってくることはありません。

出先機関や外部関係機関のそれなりに重いポストを定年まで回ります。

 

「重いポスト」とはいえ、忙しさでいえば本省の比ではありません。

係長時代と比べて業務負担はずっと軽くなります。

 

そのためなのか、プロパー職員の方からは、「一般職なら40歳で上がり」という表現をよく聞きます。