給与2
本省職員には、「本府省業務調整手当」という聞き慣れない手当があります。
ざっくりいうと、「本省の業務は大変だから」という理由で支給されるものです。
給料の「級」ごとに額が決まっており、2級まで(事務官クラス)なら8,800円です。
3級(主査・係長クラス)からは一気に2万円台まで跳ね上がります。
事務官と主査の間で金額に大きく隔たりがあるのは、かなり勤務実態に即しているように思います。
主査はそれくらい常時大変そうに見えます。
出向者だと、退職派遣職員には支給されますが、研修職員には支給されません。
あくまでも国家公務員の手当であり、身分上は地方公務員である研修職員には関係がありません。
ただ出向者の中でも、身分上は国家公務員である退職は県職員の場合は、きちんと支給されます。
以前にも触れましたが、退職派遣職員は、出向前よりも給料ダウンしている場合が多いです。
たとえ手当がもらえたところで、その穴埋めにしかならないのです。