田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

給与2

本省職員には、「本府省業務調整手当」という聞き慣れない手当があります。

ざっくりいうと、「本省の業務は大変だから」という理由で支給されるものです。

 

給料の「級」ごとに額が決まっており、2級まで(事務官クラス)なら8,800円です。

3級(主査・係長クラス)からは一気に2万円台まで跳ね上がります。

 

事務官と主査の間で金額に大きく隔たりがあるのは、かなり勤務実態に即しているように思います。

主査はそれくらい常時大変そうに見えます。

 

出向者だと、退職派遣職員には支給されますが、研修職員には支給されません。

あくまでも国家公務員の手当であり、身分上は地方公務員である研修職員には関係がありません。

ただ出向者の中でも、身分上は国家公務員である退職は県職員の場合は、きちんと支給されます。

 

 

以前にも触れましたが、退職派遣職員は、出向前よりも給料ダウンしている場合が多いです。

たとえ手当がもらえたところで、その穴埋めにしかならないのです。