職位10
出向者にとって、主査の職員は係内でも最も縁遠い存在です。
同じ係に所属していても、仕事で関わることがほぼ無いからです。
主査の方は、たいてい独自の担当業務を持っており、係長を通さずに管理職と直接やりとりしています。
管理職から受けた指示を自ら作業してこなしている感じです。
係員に仕事を振るわけでもなく、情報共有することも無く、正直何をやっているのかよくわかりません。
多分、出向者は知る必要が無い、込み入った事情の仕事をしているのだと思われます。
主査がいる係には、たいていプロパーの係員もいます。
出向者の取りまとめや、係長に相談するときの取次は、このプロパー職員が担います。
出向者としても、主査の方に話しかける必要性が無いのです。
ちなみに、主査の方はどなたもほとんど在宅勤務していません。
(一方係長は、国会対応が落ち着いている日は、けっこう在宅勤務しています)
出勤しなければできないような、リアルタイム性の強い仕事をしているのだと思われます。