田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

職位10

出向者にとって、主査の職員は係内でも最も縁遠い存在です。

同じ係に所属していても、仕事で関わることがほぼ無いからです。

 

主査の方は、たいてい独自の担当業務を持っており、係長を通さずに管理職と直接やりとりしています。

管理職から受けた指示を自ら作業してこなしている感じです。

係員に仕事を振るわけでもなく、情報共有することも無く、正直何をやっているのかよくわかりません。

多分、出向者は知る必要が無い、込み入った事情の仕事をしているのだと思われます。

 

主査がいる係には、たいていプロパーの係員もいます。

出向者の取りまとめや、係長に相談するときの取次は、このプロパー職員が担います。

出向者としても、主査の方に話しかける必要性が無いのです。

 

 

ちなみに、主査の方はどなたもほとんど在宅勤務していません。

(一方係長は、国会対応が落ち着いている日は、けっこう在宅勤務しています)

出勤しなければできないような、リアルタイム性の強い仕事をしているのだと思われます。