田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

勤怠6

本省職員の夏期休暇取得率は、かなり高いと思います。

少なくとも私の自治体よりは皆さんしっかり休んでいます。

書類上は「休暇」なのに出勤している……という、俗にいう「幽霊出勤」も、今のところは見かけていません。

(私の自治体では「お盆だから幽霊がたくさんいるね」という毎年恒例のジョークがあります)

 

ただし、休みづらいポジションの職員もいます。

プロパーの事務官、特に出向者の多い係にいる事務官です。

 

出向者の多い係の事務官は、出向者には任せられない内部調整業務を一手に引き受けています。

そのせいで切れ目なく業務が舞い込んで来て、「暇な日」が生じないのです。

 

自治体でも、なんでも幅広く担当している主任クラスの職員が一番休みにくいものですが、これと同じ現象が生じているのでしょう。

 

「プロパー事務官の休みにくさ」はどうやら周知の事実のようで、係長が一時的に仕事を肩代わりするなどして、プロパー事務官を休ませようと配慮しています。