自治体7
自治体職員の場合、スケジュール管理は紙媒体(手帳か卓上カレンダー)で行うしかありません。
どれだけスマートフォンのカレンダーアプリが進化しようとも、ずーっと紙媒体でしょう。
なぜなら、自治体職員は役所内にいる間、スマートフォンを触れないからです。
もし触っているところが市民に見つかりでもすれば、その場で没収しかねないような勢いで叱りつけられます。
さながらスマートフォン持込禁止の学校の生徒指導担当教員のように取り締まってきます。
スマートフォンを市民から見える位置(例えばデスクの上)に置いておくのも厳禁です。
見つかったら即クレーム必至案件です。
勤務時間中のみならず、昼休憩中もスマートフォンを触ってはいけません。
市民にとって、昼休憩なんて関係ないからです。
役所内では一切触れない以上、業務にスマートフォンを活用するのは不可能です。
「市民の目」という外部ガバナンス(悪くいえば監視)が続く限り、どうしようもありません。