職位13
課長補佐には、大きく分けて2種類のタイプがあります。
ひとつは準管理職的なポジション、通称「ラインの補佐」です。
「ラインの補佐」の仕事は、係長以下の実務部隊と管理職の中継ぎです。
課長や省内の総括部署(官房〇〇課のようなところ)からの指示は、基本的に「ラインの補佐」に下されます。(実務部隊に直接指示されるケースは稀です。)
「ラインの補佐」は、指示内容を具体的な作業へと噛み砕いて、実務部隊に発注します。
実務部隊が作業を終えたら、その成果の中身をチェックして、自分が受けた指示内容と合致するかを確認します。
問題がなければ、指示の主へと説明に入ります。
自治体にいる課長補佐の役割は、この「ラインの補佐」に近いと言えるでしょう。