田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

職位13

課長補佐には、大きく分けて2種類のタイプがあります。

ひとつは準管理職的なポジション、通称「ラインの補佐」です。

 

「ラインの補佐」の仕事は、係長以下の実務部隊と管理職の中継ぎです。

 

課長や省内の総括部署(官房〇〇課のようなところ)からの指示は、基本的に「ラインの補佐」に下されます。(実務部隊に直接指示されるケースは稀です。)

「ラインの補佐」は、指示内容を具体的な作業へと噛み砕いて、実務部隊に発注します。

 

実務部隊が作業を終えたら、その成果の中身をチェックして、自分が受けた指示内容と合致するかを確認します。

問題がなければ、指示の主へと説明に入ります。

 

自治体にいる課長補佐の役割は、この「ラインの補佐」に近いと言えるでしょう。