職位22
課長補佐級の「〇〇官」は、準管理職的なポジションです。
係長以下に具体的な作業指示を出し、その成果を課長以上や議員に対して説明するという、いわば実務担当と意思決定担当との橋渡し役です。
立場的には「ラインの補佐」とかなり近いと思われます。
加えて、部下には振らない(振れない)ような機密案件を、実務担当として処理する役割でもあるようです。
自らパソコン作業をしたり、書籍を読んだり、自治体の幹部職員と電話しているところを見かけます。
総合職の場合、課長補佐級の「〇〇官」は、誰もが通過するポストです。
非管理職時代の最後のポストでもあり、これを卒業したら室長のような管理職になります。
年齢的には30代後半〜40代序盤くらいでしょう。
本省において、課長補佐級の職員はほとんどが総合職採用です。
そのため、課長補佐級の「〇〇官」もまた、ほとんどが総合職採用の職員です。