田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務33

トラブルになる前にプロパー職員の方に真意を教えてもらえたので何を逃れましたが、「ライン/スタッフ」という単語にも悩まされました。

 

「ライン/スタッフ」といえば、経営学の用語が真っ先に思い浮かぶ方のほうが多数派だと思います。

製造業でいえば、実際に製品を作っている社員が「ライン」、人事経理などバックオフィス機能を担当する社員が「スタッフ」です。

 

一方、霞が関では、

  • 課長→補佐→係長→事務官のように、上長の指示に従って組織的に仕事をする職員が「ライン」
  • 〇〇官や部下なし補佐のように、一人親方的・スポット的に仕事をする職員を「スタッフ」

と呼んでいます。

 

自治体の職員は、ほとんどが「ライン」に所属しています。

「スタッフ」にあたる職員は、いわゆる部下なし管理職、つまりは窓際の閑職しかいません。

 

しかし本省では、職位を紹介した記事でも触れましたが、特定のミッションを背負って単独で仕事をするポストがたくさん存在します(主に補佐級)。

そういった職員を「スタッフ」と呼ぶのです。