職位15
国家総合職採用の方が課長補佐級に昇進すると、まずは「一人親方」課長補佐のポストを担当します。
いくつかの「一人親方」ポストを経て、30代中盤を過ぎたころから、「ラインの補佐」に異動する可能性が出てきます。
霞が関全体では「一人親方」ポストのほうが多いようで、全員が「ラインの補佐」になれるわけではありません。
ただし「一人親方」の中にも重要なポストは多数あり、「ラインの補佐」になることが必ずしも出世コースというわけではないようです。
また、国家一般職採用の方が本省課長補佐に着任する場合は、基本的に「ラインの補佐」しかありません。
一般職の方の場合、係長として長年経験を積んできた部局で補佐を勤めることがほとんどのようで、「ラインの補佐」として係長以下の職員を指導育成する役割も担っているようです。