職位21
本省の役職には、事務官のほかにも「〇〇官」がたくさんいます。
パッと思いつくだけでも
- 審議官
- 参事官
- 調整官
- 調査官
- 管理官
- 企画官
- 理事官
- 専門官
これくらいはいます。
この大勢いる「〇〇官」の扱いに、自治体職員はいつも悩まされています。
事務次官のような別格クラスを除いて、どれくらい偉いのかが全然わからないのです。
役職のランクがわからないと、会議等でお招きしたときの席次を決められませんし、自治体側が応接する職員のランクも決められません。
「〇〇官」の大まかなランクを把握することが、私の出向生活の密かな目標の一つでした。
「〇〇官」に関して、公務員全員が常識として確実に把握しておくべきなのは、審議官と参事官の存在だと思います。
審議官は課長よりも上で局長よりも下、参事官は課長と同格です。
そのほかの「〇〇官」は、だいたい課長補佐級です。
とにかく審議官と参事官さえ押さえておけば、あとは「その他」でくくってしまっても大丈夫でしょう。