田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

官僚2

本省の男性職員の既婚率の高さには、色々な原因があるのだろうと思われます。

私が個人的に濃厚だと思っている理由は、「既婚でないと本省の激務に耐えられない」説です。

 

本省は深夜残業が続くハードな職場です。

食事をはじめ、家事面を独力でこなすのは非常に大変で、どこかで破綻してしまいかねません。

例えば食事だと、外食やコンビニ飯が続いて栄養バランスを崩し、健康を害してしまうでしょう。

本省の激務を続ける体力を維持するためには、パートナーの支えが必要なのです。

 

加えて、本省の業務は、精神的にも負担が重く、ストレスの多い仕事です。

精神的な支えとしても、パートナーの存在が欠かせないでしょう。

 

生活面と精神面、この二つの意味でパートナーの支えがあれば、仕事にも万全の体制で臨むことができ、成果も上がるため、結果的に組織からの評価も高まるでしょう。

 

つまり、既婚者の方が仕事ができ、組織からの評価も高いので、本省に残ることができるのです。

未婚者は「既婚者に負ける」ことで、本省から外れていくのでしょう。