装具20
朝の霞ケ関駅の降車客を見ていると、明らかにグレー系のスーツを着ている人が少ないです。
ほとんどいないと言っても間違いではありません。
自治体だと、特に若い職員の間で明るめのグレースーツを着ている人が多いです。
特に、広報や観光のようなポジティブな仕事をしているイケイケ若手は、もはや制服であるかのように、揃って明るいグレーのスーツを着用しています。
若い世代にとってすると、紺色=リクルートスーツの印象が強いでしょうし、グレーのスーツを着ることが「社会人へのステップアップ」という意味合いもあるのかもしれません。
もっと上の年次の職員になると、黒っぽいグレーのスーツを着ている人が結構います。
一方、本省では、グレーのスーツを着ている人が本当に少ないです。
駅でも見かけませんし、省内でも見かけません。
たまにグレースーツの職員がいたら、だいたい出向者です。
上着を着ない時期であれば、グレー系のスラックスを着ている人はたくさんいました。
とにかく上着がグレーな職員がいないのです。