田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務41

口頭での質問に対しては原則その場で答えなければいけないという「即レス主義」は、私が勤務している省庁のみならず、霞が関全体に共通する基底文化なのだと思われます。

他省庁からの電話に対し「確認して折り返す」は断固NGです。

電話口で怒られるまでには至らなくとも、呆れられることはあります。

 

他省庁からの電話の場合、相手がこちらの業務のことを全然知らないケースも多いです。

こちらがの説明を理解するための予備知識がなかったり、そもそも質問が見当外れすぎて答えようがなかったり……

 

こういう場合でも「即レス主義」に則って、今の電話で相手を納得させなければいけません。

結構なプレッシャーを感じます。

 

即レスではなく、調べたり確認したうえでの回答が欲しいのであれば、電話ではなくメールで依頼するのがセオリーです。

多くの自治体職員は「好み」でしか使い分けしていない電話とメールですが、しっかりと役割分担されているのです。