田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務40

本省の仕事のペースは本当に早いです。

よほど珍奇な内容でない限り、上司や他課からの質問に対しては即レスで回答しなければいけません。

 

「確認するので少し時間をください」は許されません。

もし自信をもって回答できない場合であっても、相手の要求水準を満たせないことが明らかであっても、まずは現時点で記憶している情報で一旦回答するのがマナーです。

 

とにかく即レスで回答しないと、自分の担当業務についての責任を放棄しているとみなされます。

 

若いプロパー職員が「上司に間違ったことを伝えてしまった、訂正しなければ」と思い悩んでいるところによく遭遇するのですが、これは「即レス主義」文化のせいなのでしょう。

 

自治体はとにかく「間違えない」ことを重視して、「正確さを期すために瑣末なことでも確認してから回答する」ほうが好まれます。

本省とは正反対です。