田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務10

私の担当業務はほとんど自省庁(しかも局内)だけでほぼ完結するのですが、時々他省庁から公表前の統計データのような資料をもらう必要が生じます。

 

他省庁の職員とのやりとりは、ものすごく緊張します。

課内の管理職へのヒアリングよりもずっと緊張します。

 

 

少なくとも局内の職員であれば、私が自治体からの出向者であることを知っています。

そのため、私を出向者なりに扱ってくれます。

いちゃもんをつけたり、無茶振りをしたりはされません。

(その分、同じ係内のプロパー職員の方にしわ寄せがいっているようですが……)

 

しかし他省庁の方は、私の素性を知りません。

私のことをプロパー職員だと思って、本省の常識が備わっているものとみなしてコミュニケーションを取ってきます。

そのため、相手の話していることが理解できないケースが多々生じます。

 

ちょっとした問合せのメールであっても、私にとってはハードネゴシエーションなのです。

採用されたばかりの頃を思い出します。いつになったら慣れることやら。