田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務71

繁忙期にイライラムードが漂うのは、本省特有の事情ではありません。

発生頻度が少ないだけで自治体でも同様ですし、民間企業でもそうでしょうし、思い返せば学生時代の文化祭準備の頃からこんな感じでした。

 

忙しくなってくると誰かがイライラし始めて、それが伝染して全体の雰囲気が悪くなるのは、きっと集団・組織の宿命なのでしょう。

 

イライラムードはコミュニケーションを阻害し、アウトプットの質を下げます。

なるべく避けるに越したことはありません。

 

イライラムードの原因は、一人一人の苛立ちです。

各自が苛立たないよう気をつければ防止できます。

 

私は本省出向を通して、「繁忙期でもイライラしない」こと、つまり長時間労働で疲弊してきても冷静さを保つことの重要性を知りました。

さらに疲労が蓄積するとどんなふうに感受性が変わっていくのかも経験できました。

 

これらの知見は、自治体に戻ってから繁忙部署に配属されたときに、大いに役立つと思います。出向の成果のひとつです。