田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

官僚17

これまでも何度か紹介しているとおり、本省では、同じ役職でもランクが分かれています。

同じ「事務官」や「主査」、「係長」という職名であっても、新人とベテランは明確に区別され、それぞれ異なるポストが与えられます。

 

さらに本省は、ポストの間にも格付けがなされているようです。

例えば「新人係長」という狭い括りの間にも序列が設けられていて、評価の高い新人係長が就くポストと、そうでもない新人係長が座るポストが、はっきり分かれているのです。

 

言い方を変えると、着任するポスト次第で、その職員の人事評価の高低が判明するわけで、私みたいな出向者であっても「高い評価を受けている職員は誰なのか」が、すぐにわかるのです。

 

自治体のぬるま湯人事評定に慣れきっている私にとって、こんなに露骨に優劣が見える仕組みはショッキングでした。

この方法の良し悪しは、腰掛けの私にはわかりません。