田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

官僚18

今年は年末年始に帰省しなかったこともあり、年賀状は1通もやりとりしませんでした。

むしろつい最近まで年賀状という文化の存在すら完全に忘れていました。

本省内では年賀状が全く話題にならないからです。

 

私の自治体では、職員間の年賀状のやりとりは禁止です。

かつて年賀状をめぐって職員同士のトラブルがあったらしく(部下から年賀状が来なかったことを根に持った上司がパワハラしたとか…)、これをきっかけに年賀状にまつわるいざこざが全庁的に頻発している実態が明るみになり、事を重く見た人事課が一斉に禁止しました。

 

このような経緯があるため、毎年12月に入ると、メールで「年賀状は禁止です」という注意喚起がなされます。

 

一方、本省では、年賀状が禁止されている様子はありません。

もしかしたらプロパー職員の方々だけに何か通知されているのかもしれませんが、それなら少しは話題に上ってもよさそうなところ、誰も口にしませんでした。

年賀状文化がそもそも廃れきっているのだろうかと思わざるを得ません。