田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務73

国会対応の全般的な流れは、自治体の議会対応と大差ありません。

登壇日が近くなると議員からレク要求があり、登壇前日までに質問取り(問取り)が行われたり通告があったりして問が確定、そして前日のうちに答弁をセットします。

 

ただし、分量とスピード感が自治体とは全然違います。

本省のほうが圧倒的に量が多く、量が多いゆえに各課の答弁作成締切も早く、短時間での答弁作成を求められます。

 

国土交通省の統計問題と国会提出資料ミス問題のせいで、真っ当な質疑が少ないと言われる今国会であっても、一つの係で1日10問対応するくらいは日常茶飯事です。

例年であれば1係あたり30問を超えるのが普通です。

 

答弁作成は手分けして作業できますが、答弁のチェックは管理職が全部一人でやらなくてはいけません。

特に大臣答弁や総理答弁の場合、大量の答弁資料が官房に集まってくるわけで、どういう体制でチェックしているのか気になるところです。