業務78
深夜残業ばかりが取り沙汰される国会対応業務ですが、実は朝もかなり早くから始業しなければいけません。
国会は、テレビ中継が始まる前から、もろもろの準備がスタートしています。
そのため、職員はだいたい8:30までには出勤しなければいけません。
本省の定時はだいたい9時30分なので、1時間早い出勤を強いられるわけです。
かつ、質問が当たっている日の場合は、答弁者(大臣など)から早朝に指示が飛んでくることも少なくありません。
- こういう言い回しふうに読み替えても差し支えないか?
- 実態がよくわからないので参考資料を追加できないか?
- 野党から追及されそうだから想定問を追加できないか
私が見聞きしたのは、このあたりの指示です。
こういった指示が当日朝にいきなり飛んでくるわけです。
しかも対応期限は国会入り前、つまり遅くとも8:30までには仕上げなければいけません。
もちろん国会案件なので局内幹部に確認してもらう必要もあり、担当が作業できる時間はごくわずかしかありません。
こういった事情があるために、質問が当たっているときは、帰宅せず職場に泊まる人も多いです。