田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

官僚21

新型コロナウイルスのオミクロン株は、症状は重くならないものの感染力が非常に強く、感染者数はなかなかピークアウトしません。

報道で取り上げられているとおり、新型コロナウイルスクラスターが発生したせいで学校が休みになり、子どもの面倒を見るために親御さんが休まざるを得なくなる…という事態が、都内では至る所で発生しています。

 

本省も例外ではありません。

ちょうどお子さんが学齢期である課長補佐・係長・主査の方々が、子どもの面倒を見るためにどんどんお休みをとっています。

本来、通常国会の会期中に休むなんてあり得ない話なのですが、今回ばかりはどうしようもないので認められているようです。

 

一方、指示を出す課長級以上の方々は、年齢的にすでに子育てを一通り終えており、いつも通り出勤しています。

つまり、稼働している職員は、出向者含め事務官と管理職しかおらず、中抜け状態が生じているわけです。

いつも通り指示は出るのに、人手も足りないし能力も足りてないわけです。