教訓8
前回紹介したとおり、本省では「疑問点は自分で調べて解消する、他人の力は借りない」のが原則です。
プロパー職員の場合は、この原則が徹底的に適用され、
ただし出向者の場合は、業務関係の共通ルールに関してだけは、この原則が例外的に適用されません。
国会関係、文書管理、出納関係、旅費事務のような明文化されたルールのみならず、本省には数々の暗黙のルールが存在します。
たとえば
- 資料レイアウト(文字のポイント数、ページ番号をどこに打つか、パワポ資料は縦か横か、資料はホッチキス止めするのか等々)
- 会議の座席
- 国会や予算待機はいつまで/誰が対象なのか
といったルールが典型でしょう。
こういった共通ルールは、出向者がいちいち調べていたら、課の業務全体が遅滞して支障が出ます。自分で調べるのではなく、プロパー職員の指示に従ってください。
くれぐれも過去のルールをそのまま適用してはいけません。
最新のルールに従って動けるよう、疑義があったらすぐに確認してください。