田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

教訓8

前回紹介したとおり、本省では「疑問点は自分で調べて解消する、他人の力は借りない」のが原則です。

プロパー職員の場合は、この原則が徹底的に適用され、

 

ただし出向者の場合は、業務関係の共通ルールに関してだけは、この原則が例外的に適用されません。

国会関係、文書管理、出納関係、旅費事務のような明文化されたルールのみならず、本省には数々の暗黙のルールが存在します。

 

たとえば

  • 資料レイアウト(文字のポイント数、ページ番号をどこに打つか、パワポ資料は縦か横か、資料はホッチキス止めするのか等々)
  • 会議の座席
  • 国会や予算待機はいつまで/誰が対象なのか

といったルールが典型でしょう。

 

こういった共通ルールは、出向者がいちいち調べていたら、課の業務全体が遅滞して支障が出ます。自分で調べるのではなく、プロパー職員の指示に従ってください。

 

くれぐれも過去のルールをそのまま適用してはいけません。

最新のルールに従って動けるよう、疑義があったらすぐに確認してください。